聖イエス会国府教会とは
はじまり
●聖イエス会は、戦前の「ホーリネスのリバイバル」の流れを汲むプロテスタント教会です。
●1938年、当時中国大陸で牧師をしていた大槻武二牧師が、生けるキリストとの鮮烈な出会いを体験したことに端を発し、1946年「聖イエス会」が創立されました。
●その後、静岡県小山町にある聖イエス会小山教会の臼井たい子牧師が、この大磯町国府の地に福音宣教を開始され、小さな家庭集会から始まった国府教会は、1954年、正式に教会として設立されました。
●以来今日まで、「主の御名を呼び求める者はみな救われる。」と聖書にある通り、誰にでも開かれた救いの道を伝え、福音の灯を掲げてまいりました。
信仰
●私たちは、旧新約聖書全巻を真実な神の言葉と信じ、「使徒信条」を告白します。
●三位一体の唯一の神を信じます。
●神との出会いの体験を大切にし、「主の御名を呼び求める者はみな救われる」また「わたしは主、これがわたしの名」などの聖書の教えから、「主の名」を唱えます。
福音
● 神は愛です。神様は愛の対象として、人間をお創りになりました。
●しかし人間は、創り主である神様に従わず、心に「原罪」を宿してしまったのです。その結果、世界は秩序を失い、人は争いの歴史を繰り返してきました。また、罪は死を伴い、人間は「死」を恐れ、苦悩しながら生きなければならなくなりました。
●すべての人間の心に入り込んだ罪は、「罪を持たない清い人間」の血が流されなければ決して取り除くことができません。しかし、「罪を持たない」人間など、一人もいません。
●そこで神様は、ご自分が人間となり、人類の罪を一身に引き受けて死ぬことを決意されたのです。神様が直接おとめマリアを通して、人間となられたのです。それが、歴史を歩まれたイエス・キリストです。
●一点の罪も汚れもない神の子イエスが、わたしたち人類に身代わり、いけにえとして、十字架で死なれ、さらに復活されたことによって、天国への道が開かれました。
●聖書は、このイエスを、自分の神、救い主と信じて「主の御名を呼び求める」なら、「神は来て、あなたがたを救われる。」と約束しています。「救い」とは、この生ける真実な神様と出会うことです。
お招き
●神様の愛の御手は、だれにでも、いつでも開かれています。国府教会は、今日もあなたに開かれています。
●礼拝に行ってみたい、お話を聞きたい、聞いてほしい、心に平安が欲しい、聖書を学んでみたい、と思われる方は、どうぞご連絡ください。
平和を作り出すために
●国府教会では、「アンネ・フランク形見のバラ」を育てています。
●第二次世界大戦中、ナチス・ドイツのユダヤ人絶滅計画(ホロコースト)によって、600万人ものユダヤ人の命と「役に立たない」とみなされた障がい者や病人の命が、残酷に奪われました。15歳だったアンネ・フランクもその一人です。
●「アンネ・フランク形見のバラ」をとおして、私たちも彼女の願いを少しでも実現させたいと願っています。兵庫県西宮市の聖イエス会アンネのバラの教会には、このバラやアンネの像、小さな資料館もあります。
●国府教会は、広島県福山市の「ホロコースト記念館」を支援し、連携して「アンネ・フランク展」「杉原千畝展」などを行ってきました。
戦争が何の役にたつのでしょう。なぜ人間はお互い仲良く、平和に暮らせないのでしょう。…わたしは、偉い人や政治家だけに、戦争の責任があるのだとは思いません。そうではないのです。一般の人にも罪があります。私たち一人一人の心の中に、戦争の原因があるのです。私たち人類が、一人の例外もなく、心に大きな変化を経るまでは、戦争の絶え間はなく、建設され培われ育まれてきたすべてのものは破壊され、人類はまた一からやり直さなければならなくなるでしょう。
「アンネの日記」
平和のために、何かをする人になってください。
アンネの父、オットーフランク氏